働き方と人生について、スペインで思うこと

働き方改革は人生の改革、生き方改革、その中で働き方をどう位置付けるか。スペインは失業率14.3%です。確かに高い。
しかし、少しの収入での自分の生き方を決めようとはしない。何故なら、それぞれの生き方にプライドを持っているからである。

また、人々は強烈なコミュニケーション能力を身に着けている。コミュニケーションをとことん楽しんでいる。時にはそれがコンフリクトの原因になっても、自己主張と他人への理解を共存させて、ディベートし乗り越え、理解を深めている。
とても素晴らしことだ。例えば店の従業員と客とがハグをし、対等の立場で楽しんでいる。
言葉とハグとリスペクトとプライド世界。これがスペインの内需拡大の原動力に思える。日本バブルとの大きな違いは不動産バブルではないことだ。バルセロナ政府住環境の整備転換し、不動産登記を抑えている。EUが1.2%のGDPの伸びに対して2.6%の伸長がみこまれており、6年間継続して、内需での伸びが続いている。輸出はその前の10年間伸びていてそれを内需が継続させている。
その要因はなにか。賃金の伸びである。誰もがきれいな洋服を身にまとい、外食し、バルで楽しみ・・・続く

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